そして、はじめての雑貨女子さん。ようこそ、お洒落流木へ!
前々回は、蜜ロウワックスの特長と内容、
前回は使い方とそのコツ、
についてお話ししてきました。
直後に“蜜ロウ”のご質問がありましたので画像をアップします。
あらためて、“蜜ロウ”とは
蜜ロウとは、蜂の巣そのものを構成する素材で、蜂蜜を元にミツバチ自身が分泌する物質です。
花の蜜を蜂蜜に変える際に腹部にある蝋腺(ろうせん)から分泌されます。
その量は、蜂蜜10gに対してたった約1g。貴重品ですね。
ミツバチは、この分泌されたロウを口の中でガムのようにかみ続け、唾液と混ぜ合わせながら六角形の巣へと成形していきます。
養蜂家は採蜜の際に蜜蓋や、巣の隙間にできたムダな部分を切り落とし、精製して蜜ロウのかたまりをつくります。
蜜ロウのかたまり これで約3.8kg |
蜜ロウの使いみちは
いろいろなところで使われています。
蜜ロウワックス(木材用・革用)、ロウソク、クレヨンなどの実用品。
ハンドクリーム、リップクリーム、せっけんなどの医薬品・化粧品。
また、クレヨンの原料。
フランスのお菓子で蜜ロウを塗って焼きあげるカヌレというお菓子などの食品。
※食べられると言っても甘味はありませんし、単体で食べてもおいしくはありません。
削り出した蜜ロウ |
地元岐阜は“近代養蜂発祥の地”
「流木と流木」の自家製蜜ロウワックスは、
岐阜の養蜂家から手に入れた蜜ロウでつくっています。
余談ですが、
岐阜は“近代養蜂発祥の地”なのです。(ほとんど知られていませんが・・・)
岐阜市内の長良川の畔にある“蜜蜂の碑” |
ですから養蜂家も養蜂関連の会社もたくさんあり、
わたしどもは古くから養蜂家と直接取引もしています。
採蜜作業の様子 |
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお待ちしています。
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長良川と流木作品 |
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