2015/04/13

流木雑貨ビギナー塾 お手入れ編

雑貨女子さん、いつもご購読ありがとうございます。
そして、はじめての雑貨女子さん。ようこそ、お洒落流木へ!

きょうのテーマは、
「長良川流木のあるくらし 流木のお手入れ」

についてです。

では、




さすが!風化をくぐりぬけてきた流木。

環境の変化や水にはめっぽう強いすぐれもの。

部屋でも庭でも水の中(水槽)でも平気。
お手入れも簡単。

使い勝手バツグンなのです。


ふだんの取り扱い

木工品や家具でタブーの環境とは、
直射日光・熱などの極端な温度変化、 
エアコンの吹き出し口付の極端な乾燥、
結露しやす い窓ぎわなどの極端な湿気など。

流木はこのような悪条件をものともしません。

ただ、「流木と流木」の作品は無塗装です。

そのため、コーヒーや油こぼれなどに弱いです
すぐに吸い込みシミができやすいのです。

これは注意していだだく以外ありません。
万一こぼれおちた場合、素早くふき取るようにしてください。


ふだんのお手入れ

自然のままの風化した流木はほとんどお手入れ不要。
固くしぼったぞうきんでのふき掃除ですみます。

また、水につけてゴシゴシ洗いしてもかまいません。
こうすればよりきれいになるでしょう。

メンテは手間いらず!

例外として、オイルフィニッシュ(みつろうワックス)の流木作品があります。
これは乾燥しやすいので、3ヶ月ぐらいに一度、
定期的にオイル(みつろうワックス)を塗ることをおすすめします。

木肌の質によってはオイル(みつろうワックス)の色が真っ黒になるものがあります。
目立たない箇所でためしてからお使いください。


ふろく

流木の画像をご覧になって、
「汚い、キモチ悪い」と言われる声をちょくちょく耳にします。

長いあいたの風化による荒れた表面、土や小石の付着、虫食いのあとです。

長良川の流木 採集直後に川原で水洗い
長良川の流木 採集直後に川原で水洗い
ご安心ください。お届けしている流木は、手間と時間をかけてそうじをすませています。
そうじは以下のように3ステップです。

1 水洗い

採集後すぐに水洗いして土、砂、カビなどを取りのぞきます。

2 アク抜き

その後、アク抜きのため水に浸け置きします。
水が茶色になったところで、新しい水に変え、さらに浸け置きします。

アク抜きは半日から一昼夜。
水が茶色に変わる(アクが出ている)うちは何度も繰り返します。

3 消毒

最後に、沸騰した湯に入れて消毒します。
流木の大きさにもよりますが、約30分から1時間。





→次回の流木雑貨ビギナー塾は4月20日ごろの予定。



流木のことで疑問、困りごとなどありませんか?
流木工房「流木と流木」のリョウがお答えしています。
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